本日注目すべき【好決算】銘柄 ミライアル、メディア総研、BBタワー (8日大引け後 発表分)
8日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ミライアル <4238> ★前期経常は2.1倍増益で上振れ着地
◆22年1月期の連結経常利益は前の期比2.1倍の19.6億円に急拡大し、従来予想の17.7億円を上回って着地。旺盛な半導体需要を背景に、シリコンウエハー出荷容器・工程内容器の販売が好調だったことが寄与。新たな高機能樹脂製品の販売拡大に加え、工場稼働率が高水準を維持したことも大幅増益に貢献した。
続く23年1月期の第1四半期(2-4月)業績予想は経常利益が前年同期比2.1倍の7.2億円に拡大する見通しを示した。なお、通期業績見通しは開示しなかった。
BBタワー <3776> [JQ] ★今期経常を一転4.8億円の黒字に上方修正
◆22年12月期の連結経常損益を従来予想の3億円の赤字→4億8000万円の黒字(前期は4億0300万円の黒字)に上方修正し、19.1%増益の見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益8.5億円が発生することが利益を押し上げる。
メディア総研 <9242> [東証M] ★上期経常を35%上方修正
◆22年7月期上期(21年8月-22年1月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.5億円→2億円に34.9%上方修正した。新型コロナウイルスオミクロン株急拡大の影響で、高専生向け就活イベントを対面型からオンライン型へ変更し、売上原価が減少したことが上振れの要因となった。
株探ニュース