のむら産業が大幅安、21年11月~22年1月期決算の進捗遅れを懸念
のむら産業<7131>が大幅安。16日の取引終了後、22年10月期第1四半期(21年11月~22年1月)の決算を発表し、営業利益は3000万円で着地。通期計画が3億3400万円であることから、進捗の遅れを懸念した売りが出ているようだ。
米穀精米袋や米穀用自動計量包装機などの販売を行う主力の包装関連事業では、巣ごもり需要増加を背景に家庭用向け販売は堅調だったものの、外食店の需要減により業務用向けが減少。このほか、物流向け包装材などを手掛ける物流梱包事業は、コロナ禍による影響からの一部回復をはじめ、消費者のネット購入拡大の流れを追い風に堅調に推移した。