日本ペHDが急伸、中計の良好な進捗状況を評価
日本ペイントホールディングス<4612>が急伸。同社は昨年、シンガポール塗料大手ウットラムグループの傘下に入り、これとあわせてウットラムとの合弁事業を買収するなど組織体制の強化を図った。こうした買収効果に加え、世界的なコロナ禍からの経済回復を追い風に22年12月期は2ケタ増収増益を見込み、売上高、営業利益ともに連続で過去最高を更新する見通しだ。前日16日には、23年12月期を最終年度とする中期経営計画の進捗状況を発表。最終年度の売り上げ目標を1年前倒しで達成し、営業利益目標の達成も十分視野に入るとの考えを示しており、これを受けてきょうは全体上げ相場のなか同社株に買いが集まり、一時ストップ高に買われる人気となっている。