レナは大幅反発、東北大との共同研究が「革新的がん医療実用化研究事業」に採択
レナサイエンス<4889>は大幅反発。同社は22日取引終了後、共同研究先である東北大学が日本医療研究開発機構(AMED)に申請した令和4年度「革新的がん医療実用化研究事業」が採択され、レナも分担研究機関として参画すると発表した。
研究課題名は「慢性骨髄性白血病におけるチロシンキナーゼ阻害剤との長期併用時のTM5614の安全性・有効性を検討する第3相試験」。この事業では、東北大がAMEDから研究助成を得て、RS5614(TM5614)の薬事承認を目指した医師主導治験(第3相試験)を実施する。レナは東北大が得た研究助成の一部を受領し、試験に使用する原薬や治験薬製剤を製造・保管・管理しており、治験実施施設に治験薬の提供(搬送)を行う。また、同薬剤でのGLP非臨床試験データやこれまでに実施した治験データ、経験・ノウハウを提供するとした。