伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月24日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
この下げは、3月10日~3月11日までの調整と同程度の値幅(754円幅)の調整場面だと考えられます。下値の目安は、2万7302円前後が挙げられます。
想定できる寄り付き値の値位置からの下げ余地があまりないので、2万7302円前後で押し目をつける展開になる場合、午前中に押し目をつけて、本日中に値を戻す動きになるパターンか、寄り付き後、いったん値を戻す動きを経過して、下降を開始するかのどちらかの展開になると考えられます。
寄り付き後、すぐに下降を開始して、そのまま引けまで下げの流れを継続する場合、2万7000円以下まで下げる動きになる公算です。
寄り付き後、すぐに価格が下げるなら、2万7000円以下へ下げる可能性も考えておきます。
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日午前中)をお読みいただけます!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
⇒⇒★最高10万円が当たる! 「個人投資家大調査」を実施中
⇒⇒『株探』では、ロシアのウクライナ侵攻で大揺れとなっている株式市場の中で、個人投資家は、どのような投資スタイルで、どんな銘柄に注目しているのか?これからの狙い方は?――などについて調査を行います。
⇒⇒アンケートにご回答いただいた方から、抽選で「QUOカード」を1名の方に10万円分、2名の方に5万円分、30名の方に5000円分を差し上げます。
株探ニュース