新都HDが急反落、好決算発表も材料出尽くしの売り先行
新都ホールディングス<2776>が急反落。24日の取引終了後に22年1月期決算を発表。売上高が前の期比6.7倍の47億6900万円、営業損益が前の期赤字から4400万円の黒字に転換して着地したものの、足もと急速に株価水準を切り上げていた反動も相まって、目先材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっているようだ。
世界的な資源価格高騰を背景に、廃金属商材関連製品の輸出業務が全体業績に大きく寄与した。23年1月期見通しについては、売り上げや費用に関して短期的に変動要因が多いことから現時点で未定としている。なお同社は、中国での新型コロナウイルス感染拡大に伴う都市封鎖の影響により、22年1月期決算発表を延期していた。