三陽商が底堅い動き、22年2月期最終利益予想を上方修正

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2022年3月25日 13時51分

三陽商会<8011>が底堅い動きとなっている。午前11時30分ごろ、集計中の22年2月期連結業績について、最終損益を収支均衡から6億~8億円の黒字(前の期49億8800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。有価証券売却や退職給付制度の改定に伴う特別利益を計上することが要因としている。

一方、売上高は415億円から386億円(前の期比1.7%増)へ、営業損益は1億円の黒字から10億円の赤字(前の期89億1300万円の赤字)へ下方修正した。新型コロナウイルス感染症オミクロン株の急速な感染拡大とそれに伴うまん延防止等重点措置施行の影響により、特にリアル店舗の集客が落ち込み売り上げが計画を大きく下回ったことが要因としている。

出所:MINKABU PRESS

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