10万円以下で買える、連続増益&低PER 25社【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では699社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額150億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)予想PERが10倍以下――――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは25日現在)
なお、27日(日)16時00分に「10万円以下で買える、連続増益&低PER【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PER
<3315> 日本コークス 15700 70.5 11000 2 6.7
<5563> 新日本電工 35400 16.4 8000 3 8.7
<7244> 市光工 39500 23.0 8000 2 6.9
<1873> 日本ハウス 42500 72.4 4580 2 6.0
<7593> VTHD 46300 106 16100 2 5.0
<5020> ENEOS 47590 212 720000 2 3.1
<5957> 日東精 50900 0.4 3500 2 8.5
<3245> ディアライフ 53200 21.5 5000 2 6.4
<4350> メディシス 53700 20.7 4200 3 7.0
<7955> クリナップ 53700 32.6 3600 3 8.6
<5803> フジクラ 60300 49.6 27500 2 9.8
<9310> トランシティ 62200 41.8 7500 4 8.0
<5406> 神戸鋼 62700 407 82000 2 4.9
<5959> 岡部 70400 12.1 5300 2 9.6
<1934> ユアテック 72400 2.5 9400 2 8.4
<6440> JUKI 81500 45.4 5000 2 7.7
<4202> ダイセル 86200 54.3 53500 2 8.8
<6378> 木村化 87000 41.9 2790 2 9.0
<7745> A&D 91900 18.5 5410 7 5.5
<6817> スミダコーポ 93300 12.9 4400 2 8.2
<9069> センコーHD 93400 15.2 25600 13 9.1
<3457> AndDo 94200 25.3 3150 2 8.9
<7250> 太平洋工 94500 11.4 12500 2 6.4
<6178> 日本郵政 97560 0.6 920000 3 7.5
<3176> 三洋貿易 99900 1.8 6300 2 6.8
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
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株探ニュース