エネチェンジが急落、主要顧客の1社が電力小売事業のサービス停止で業績への影響を警戒
ENECHANGE<4169>が急落している。同社は26日、主要な顧客の1社であるエルピオ(千葉県市川市)が、電力小売事業である「エルピオでんき」の全エリア、全メニューのサービス提供を4月30日に停止することを決定したと発表しており、業績への影響を警戒した売りが出ている。
エネチェンジによると、21年12月期にエルピオから売上高を5億8400万円計上したという。また、エルピオの同社経由のユーザー数は約3万9000件であり、全体のユーザー数のうち約10%としている。同社は今後、エルピオのユーザー全体に対して他の電力会社への契約切り替えキャンペーンなどを行うことで、売上高見込みを維持する方針としている。