カイゼンに資金流入、業績低調も高値から9割下落でDX支援ビジネスの巻き返し期待
Kaizen Platform<4170>に投資資金が流入、一時ストップ高にあと4円に迫る76円高は465円まで駆け上がる場面があった。20年12月に東証マザーズ市場に上場した銘柄で、Webサイトを通じて企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。業績は21年12月期に1億円あまりの最終赤字に転落し、株価も3月15日に313円まで売り込まれるなど低迷が続いていた。21年4月につけた高値2571円から下落率は88%という状況にあったが、市場では「目先は実需筋の売り圧力が枯れた状態で、ようやく22年12月期の回復期待を先取りする動きに転じた」と指摘する声も聞かれる。主力株の買いが一巡し全体相場は上値が重く、小型で値動きの軽い銘柄をピンポイントで物色する動きが強まっている。