パレモ・HDが急動意、今期営業黒字転換見込みで前向きな中期計画発表も材料視
パレモ・ホールディングス<2778>が急動意、低位株の強みで個人投資家など短期筋の資金を誘引、130円近辺のもみ合いをマドを開け大きく上放れてきた。同社はレディースアパレルと雑貨の専門店をチェーン展開するが、足もとの業績は新型コロナウイルスの感染拡大が逆風となっているものの、収益回復に向けて積極的な布石を打っている。29日取引終了後に発表した23年2月期の業績予想は、営業損益が3億5000万円の黒字(前期は7億900万円の赤字)と3期ぶりに黒字転換を見込んでいる。更に、今期を初年度とする前向きな中期経営計画を発表、数値目標としては25年2月期に売上高200億円(23年2月期計画は177億円)、営業利益9億円を目指すとしており、これが株価を強く刺激する格好となっている。