科研薬が反落、「レナバサム」に関する減損損失計上で今期最終31%減益へ

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2022年3月30日 13時11分

科研製薬<4521>が4日ぶり反落。29日の取引終了後、22年3月期業績予想の下方修正を発表した。純利益を140億円から92億円(前期比31.4%減)に減額しており、これが嫌気されているようだ。

売上高も792億円から760億円(同1.4%増)へ引き下げた。米コーバス・ファーマシューティカルズ<CRBP>から国内販売権を取得している全身性強皮症や皮膚筋炎の治療薬候補「レナバサム」について、コーバスによる臨床試験で主要評価項目が達成されなかったことなどを踏まえ、同治療薬候補に関する無形資産を減損損失として計上したことが響く。また、主力の医薬品のうち一部製品について、新型コロナウイルス感染症による受診抑制の影響が想定より長引いていることも要因となる。

出所:MINKABU PRESS

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