オンコリスが続伸、CYBOとテロメスキャンを用いたCTC自動検出ソフトを共同開発へ
オンコリスバイオファーマ<4588>が続伸している。29日の取引終了後、理化学機器の製造及び販売を行うCYBO(東京都江東区)と、がん検査薬テロメスキャンを用いた血液中を循環しているがん細胞(CTC)の自動検出ソフトウェア開発に関する共同開発契約を締結すると発表しており、これが好材料視されている。
オンコリスでは、テロメスキャンを用いたCTCの高感度な検査自動化プラットフォーム確立を目指しており、今回、臨床検体を用いて、テロメスキャンの自動検出ソフトを開発することでCYBOと合意した。両社は今後1年間、がん患者の臨床検体を用いて、CYBOが有するAI技術を駆使して感度・特異度を検証し、CTC検出ソフトの完成を目指すとしている。