オリジンがS高カイ気配、部材調達が想定より確保でき22年3月期業績予想を上方修正
オリジン<6513>がストップ高の1517円水準でカイ気配となっている。3月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を315億円から320億円(前期比23.4%増)へ、営業利益を8億円から18億円(前期9億400万円の赤字)へ、純利益を6億円から19億円(同11億5600万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
懸案事項だった部材の調達が想定より確保できたことに加えて、メカトロニクス事業の光学レンズ貼合装置が期末日までに売り上がったことが牽引。また、売上構成の変動により収益性が改善したことや、グループ全体で原価低減及び固定費削減に取り組んだこと、更に為替レートが想定より円安で推移していることなども利益押し上げに寄与する。