セブン&アイは大幅反落、23年2月期は増収増益及び増配を計画も織り込み済み
セブン&アイ・ホールディングス<3382>は大幅反落。同社は7日取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高9兆6530億円(前期比10.3%増)、営業利益4300億円(同10.9%増)、純利益2400億円(同13.9%増)、年間配当予想103円(前期は100円)と開示したが、織り込み済みとの見方が優勢のようだ。国内では個人消費の先行き不透明感があるほか、北米では高インフレが続くなか、人手不足や物流障害による供給制約が懸念されるとした。
あわせて発表した22年2月期の連結営業利益は3876億5300万円(前の期比5.8%増)だった。セグメント別営業利益は、国内コンビニエンスストア事業が前期比4.4%減となった一方で、海外コンビニエンスストア事業が同62.0%増となった。