USEN-NEXT HOLDINGS---2Qは2ケタ増収・増益、全セグメントで増収基調を維持

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2022年4月8日 10時36分

USEN-NEXT HOLDINGS<9418>は7日、2022年8月期第2四半期(21年9月-22年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.7%増の1,140.16億円、営業利益が同10.3%増の88.49億円、経常利益が同10.5%増の84.32億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.8%増の44.08億円となった。売上高では四半期ベースで過去最高を更新した。

コンテンツ配信事業の売上高は前年同期比20.8%増の348.08億円、営業利益は同0.3%減の32.00億円となった。契約者数の拡大を図るための取り組みに注力し、テレビCMの実施やコンテンツの強化にも取り組んだ。

店舗サービス事業の売上高は前年同期比2.2%増の282.73億円、営業利益は同0.6%減の46.48億円となった。グループの事業の主軸であり、特に、業務店向け市場において顧客との取引の維持拡大、新規顧客の獲得及びブランド力の向上に取り組んだ。

通信事業の売上高は前年同期比5.7%増の252.58億円、営業利益は同37.5%増の27.90億円となり、過去最高の四半期利益を更新した。当第2四半期は、中小規模事業者向けを中心とした通信回線、ネットワーク、セキュリティサービスの新規獲得活動が引き続き堅調に推移した。

業務用システム事業の売上高は前年同期比16.6%増の97.96億円、営業利益は同48.5%増の17.53億円となった。ホテルは、非対面・非接触、省人・省力化への対応として、宿泊施設事業者を対象とした政府による助成金や補助金を活用した自動精算機等の導入引き合いが増加し、機器販売が順調に推移した。

エネルギー事業の売上高は前年同期比27.0%増の177.33億円、営業利益は同19.0%増の2.51億円となった。同社グループのシナジーを生かした他商材とのコラボレーションによって、顧客へのエネルギーコスト削減価値を提供していくことに引き続き取り組み、燃料費調整額単価の高まりの影響もあり売上増加要因につながっている。

2022年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%増の2,200億円、営業利益が同8.9%増の170億円、経常利益が同8.3%増の160億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.7%増の85億円とする期初計画を据え置いている。収益認識に関する会計基準等を当第1四半期の期首から適用しており、業績予想の各数値は、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、増減率は適用前の前期の連結業績を基に計算している。

《ST》

提供:フィスコ

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