東京株式(前引け)=68円安、買い一巡後値を消す
8日前引けの日経平均株価は前日比68円20銭安の2万6820円37銭。前場の東証プライムの売買高概算は6億2536万株、売買代金は1兆5833億円。値上がり銘柄数は639、値下がり銘柄数は1137、変わらずは63銘柄だった。
日経平均は買い一巡後、値を消す展開。前日のNYダウが3日ぶりに反発したことも追い風となり、朝方は買い優勢でスタート。2万7000円台に乗せ、一時300円近い上昇となった。前日までの2日間で日経平均は900円近い下落を演じていたことから、値頃感からの買いが入った。ただ、上値では売りに押され、午前10時過ぎにはマイナス圏に転じた。半導体や自動車、商社株などが安い。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が安く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が軟調。三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>が値を下げた。半面、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>が高く、日本電信電話<9432>や任天堂<7974>が値を上げた。