東京株式(前引け)=続急落、米長期金利上昇受けリスク回避の流れ加速

市況
2022年4月12日 11時49分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比365円55銭安の2万6455円97銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は5億9340万株、売買代金概算は1兆2970億円。値上がり銘柄数は317、対して値下がり銘柄数は1462、変わらずは60銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広くリスク回避目的の売りが噴出する地合いとなった。前日の米国株市場ではハイテク株中心に売りが目立ち、NYダウなど主要株価指が揃って大幅下落、ナスダック総合株価指数の下落率は2%強に達した。米長期金利の上昇に弾みがついており、これが市場のセンチメントを悪化させている。日経平均株価は一時400円を超える下げをみせる場面もあった。個別銘柄もプライム市場全体の8割に当たる銘柄が下落するなど売り圧力の強さが浮き彫りとなった。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が軟調、日本郵船<9101>、商船三井<9104>なども安い。ソニーグループ<6758>が売られ、任天堂<7974>、キーエンス<6861>なども値を下げた。ファーストリテイリング<9983>も下落した。ブックオフグループホールディングス<9278>が急落、ピアラ<7044>、レノバ<9519>なども大幅安に。半面、ローツェ<6323>が商いを伴い値上がり率トップに買われる人気となった。オリエンタルランド<4661>も堅調。アークランドサカモト<9842>、Sansan<4443>、モバイルファクトリー<3912>などが値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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