『株探 超活用法DX 大株主の研究』 <書籍紹介>
―究極の「億り人」たちの投資手法を盗め!―
(4月15日発売 宝島社)
著者:柿沼佑一/嶋村吉洋/平松裕将/水口 翼/今亀庵/逆張り天国/御発注/Akito/DokGen/Yoshi
◆投資傾向からプライベートまで、「大株主」の実態に迫る!
株式情報サイト『株探』の活用法として、投資家の関心が高い「大株主」の動向に焦点を当てた『株探』編集部公認本がついに登場しました。
株式投資の世界では、著名な投資家の保有銘柄を参考にして投資する手法がよく用いられています。特に「大株主」については、多くの投資家がその動向に注目していますが、本書では丸ごと1冊、「大株主」をテーマに、その投資傾向や会社のガバナンスに対する考え方、さらにはプライベートまで紹介しています。
また「株探 超活用法DX」というタイトル通り、本書で紹介する大株主の情報は、基本的に株式投資情報サイト「株探(かぶたん)」の機能から収集し、「株探」を使った簡単な大株主の探し方から、「株探」独自の大株主情報の活用法まで縦横無尽に解説します。
◆注目の大株主の投資傾向を専門家と「億り人」が大分析!
近年、「大株主」として「光通信」や「旧村上ファンド系」、さらには個人大株主として著名な「内藤銘柄」の内藤征吾氏の動向が注目されています。そのほか、吉田知広氏、鈴木智博氏といった大口の投資家の保有銘柄の傾向を、「億り人」が分析。同じ投資家としての目線から、有名大株主が狙う銘柄の傾向を探っていくことで、優良銘柄の目利きの手法が学べます。旧村上ファンド系を普段から注視している、京都大学名誉教授の川北英隆氏による分析も紹介しています。
そのほか、今や日本株のメインプレーヤーと言っても過言ではない外国人機関投資家の投資傾向については、ニッセイアセットマネジメント投資工学開発センター長の吉野貴晶氏、楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジストの窪田真之氏といった専門家が分析し、株式投資に有益なヒントをご提供します。
◆大株主の「本音」に迫る! 対談&インタビュー
本書には、実際の大株主も多数登場します。まず、ラクオリア創薬 <4579> [東証G]の株主提案で一躍有名になった柿沼佑一氏と、地方の優良企業の発掘に心血を注ぐ魂の大株主・平松裕将氏の対談を収録。大株主ならではのメリット・デメリット、子供への金銭教育から企業のガバナンスに果たす大株主の責任に至るまで幅広く語り合います。保有企業のことを真剣に考える大株主がいる銘柄が、投資対象としてなぜ有益であるかということがよくわかる必見の対談です。
そのほか、「億り人」としても有名な投資家のインタビューも多数収録。嶋村吉洋氏、水口翼氏をはじめ、株式投資に関心のある方なら、一度はその名を目にしたことがある方たちが登場します。すでにSNSなどでフォローされている方も多いことでしょう。
インタビューではこうした「億り人大株主」の方々が、その投資手法や投資に対する考え方を披露しています。また、緊急アンケートも実施し、「億り人大株主」が投資を始めたきっかけや、いま欲しいもの、趣味といったプライベートな部分まで回答してもらい、その実像に迫ります。いままで雲の上の人のような存在だった「億り人大株主」が意外に身近な存在に感じられると同時に、その投資手法も学べるという、興味深い内容になっています。
◆「株探」の機能とデータをフル活用して独自の「大株主銘柄」を探そう!
「株探」には、上場企業の「大株主」を検索する充実した機能とデータが満載されています。本書でも、それらの機能を活用しながら、簡単に「大株主銘柄」を検索する方法を紹介しています。
例えば注目の「光通信」とそのグループ会社が保有する銘柄を検索し、保有時期をさかのぼって検索することも可能です。また、大株主の保有銘柄をより詳しく調べたければ、「株探」独自の銘柄ページで、業績やチャート、関連ニュースなども簡単に調べられます。海外の有力機関投資家がある銘柄の保有割合を増やしたとき、その銘柄のニュースをチェックすれば、今後の成長が期待できそうな材料など、企業の新たな魅力に気づくこともあるでしょう。投資家の動向と「株探」の情報を照合して、銘柄選択の裏付けができるというわけです。
まるまる一冊、「大株主」という新たな切り口から投資のヒントを提供する本書をぜひご一読いただき、株式投資の成功に役立てていただければ幸いです。
(4月15日発売 宝島社)