個人投資家・有限亭玉介:中小型成長株へと投資家の食指伸びる【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年4月11日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
4月に入ってから改めて日経平均株価は上値が重い展開が続いております。これを執筆している4月11日においては株価は25日移動平均線上で何とか踏み止まろうとしてはしているものの、週足チャートでは13~52週移動平均線を全て下回り、まさに「マイナス」へのパーフェクトオーダー示しております。
米ナスダックも6日から下落しているので利上げによる影響は避けられない事ではありますが、米2年国債の利回りが米10年国債の利回りを上回る逆イールドが発生したとの報告も米国経済の先行きに警戒感を持たせているようです。今後の経済指標やFRBの政策には、今まで以上に目を光らせておく必要がありますな。
ロシア経済の悪化が世界各国の景気後退にどれほど繋がるのか、漠然とした不安感も漂っています。原油価格の上昇も顕著であり、日本国内に関しては岸田首相が4月7日に石油備蓄1500万バレルの追加放出を発表しました。為替が円安に振れている事も企業業績にどのように影響が出るのか、銘柄の特性を踏まえて注視したいもんです。
さて、東証再編によって上場区分が新たに「プライム」「スタンダード」「グロース」へ移行しました。再編前はジャスダックなどに分類されて注目度が低い銘柄であっても、再編後には注目される場面も増えるかもしれません。そういう意味でも中小型の成長株への監視を続けていきたいところです。
まずは直近IPOよりギックス<9219>です。クライアント企業の経営課題を解決するデータインフォームド(DI)事業を手掛けております。DX関連として上場後は短期的な買いが流入しておりましたが、調整入りした折にはうまく押し目を拾ってみるのも手かと監視しております。
中古マンション売買を手掛けるスター・マイカ・ホールディングス<2975>は、3月31日の決算発表後に窓を開けて急動意しました。その後4月4日には自社株買いの発表が好感されています。株価上昇後もPERは割安水準で、活況な不動産市場の恩恵を受けてどこまで業績を伸ばせるか監視中です。
システム開発やAIソフトウェア開発を手掛けるティアンドエス<4055>は、AIプロダクト開発のIntelligence Designとの資本業務提携が材料視されているようです。3月中旬より下値を切り上げているチャート(日足)は、年初来高値を更新しました。
3月14日の決算発表が好調であったマネジメントソリューションズ<7033>は、決算後に動意しております。企業向けプロジェクトマネジメント支援サービスや研修プログラムを提供する同社は、4月の新年度を機に思惑買いもあるか。チャート(日足)は下値を切り上げて年初来高値を更新しております。
国内・海外共に動画配信事業者向けのE2Eサービスが好調のIMAGICA GROUP<6879>は、3月29日に上方修正を発表すると経常利益が10期ぶり過去最高益を更新する見通しとなりました。また、プロ用映像設備に強みを持つメディア・ソリューションズを買収した事が好感され、買われております。
都市鉱山から貴金属リサイクルを手掛けるアサカ理研<5724>は、ウクライナ情勢による貴金属の供給不足による懸念から買いが流入している模様です。チャート(日足)も開戦後から25日線を上抜いて推移しており、5月13日の決算発表後に動きがあるか監視を強めていきたいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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