日清粉Gなど食品関連への売り目立つ、小麦市況の先高思惑強く値上げ効果も限定的か

材料
2022年4月18日 11時07分

日清製粉グループ本社<2002>、昭和産業<2004>など食品関連株の下げが目立っている。小麦市況の高騰を背景に、日清粉Gは今月8日に、6月20日納品分からの業務用小麦粉の値上げを発表し、発表後は価格転嫁による採算改善期待から株価をいったん上昇させたが、その後売り直される展開に。ウクライナ情勢は混迷の度合いを深めており、小麦市況の上昇圧力は今後も拭えないとの見方が広がっている。製品値上げの動きには限界があり、収益面へのプラス効果は限られるとの思惑で同社株も足もとで利益確定を急ぐ動きが出ているもようだ。日清粉GはPERも25倍台と高く、株価指標面からも割高感が意識されやすい。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.