東京株式(前引け)=大幅続落、先物主導で全面安商状に

市況
2022年4月18日 11時46分

18日前引けの日経平均株価は前営業日比496円53銭安の2万6596円66銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は4億3125万株、売買代金概算は9571億円。値上がり銘柄数は151、対して値下がり銘柄数は1650、変わらずは37銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は先物主導で大きく売り優勢に傾いた。日経平均株価は安く始まった後も漸次下値を切り下げる展開で一時下げ幅は500円を超える場面もあった。米国のインフレを背景とした長期金利の上昇に対する警戒から、ハイテク株などへの売りがかさみ全体指数を押し下げた。外国為替市場ではドル・円相場が乱高下しており、米株価指数先物が軟調に推移していることも買い手控え要因となっている。日経平均は前引け時点で500円に近い下げとなり、ほぼ安値引けとなっている。全体の9割の銘柄が下落する全面安商状。前場の売買代金は1兆円を下回った。

個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、任天堂<7974>なども軟調。レーザーテック<6920>やトヨタ自動車<7203>など半導体関連や自動車株は底堅さを発揮したものの売りに押される展開。リクルートホールディングス<6098>が大きく水準を切り下げ、日本航空<9201>なども下落した。IDOM<7599>、マネジメントソリューションズ<7033>などが急落、TSIホールディングス<3608>の下値模索も続いている。半面、日本郵船<9101>など海運株が頑強な値動きをみせ、INPEX<1605>もしっかり。クレディセゾン<8253>は急騰、ベクトル<6058>も大幅高に買われた。佐鳥電機<7420>、マルマエ<6264>の上げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.