不二家が底堅い動き、一部菓子商品の値上げと内容量変更を好感
不二家<2211>が底堅い動きとなっている。同社は21日、菓子の一部商品を7月12日発売分から順次値上げするほか、内容量を変更すると発表しており、これが好材料視されている。
値上げの対象となるのは「アンパンマンミニミニチョコレート」「ミルキーチョコレート」など6品目で、一方、内容量が変更されるのは「カントリーマアム」「ホームパイ」など10品目で「カントリーマアム」は20枚入りから19枚入りとなる。あわせて実質的な値上げ率は約5%~10%になるとしている。世界的な原材料価格の高騰や物流費の上昇などに加えて、包装資材価格の上昇が続いており、企業努力で対応できる範囲を超える状況となったため実質値上げするという。