ワークマンは大幅続落、仕入価格上昇で23年3月期は8.7%営業減益見通し
ワークマン<7564>は大幅続落している。9日の取引終了後に発表した23年3月期の連結業績予想で、売上高1241億1000万円(前期比6.7%増)、営業利益244億6100万円(同8.7%減)、純利益167億8200万円(同8.3%減)と営業減益を見込むことが嫌気されている。
今期はロードサイド35店舗、ショッピングセンター5店舗、合計40店舗を新規出店するほか、スクラップ&ビルド11店舗、既存店改装67店舗、閉店2店舗を計画。また、「EC注文・店舗受け取り」限定商品の拡充でネットとリアル店舗の融合を進めることで増収を見込むが、仕入価格の上昇が利益を圧迫する。
なお、22年3月期決算は、会計基準の変更に伴い前の期との比較はないものの、売上高1162億6400万円、営業利益268億200万円、純利益183億300万円だった。