シグマクシスが大幅反発、100万株を上限とする自社株買いと23年3月期2ケタ増益見通しを好感
シグマクシス・ホールディングス<6088>が大幅高で4日ぶりに反発している。9日の取引終了後、上限を100万株(発行済み株数の2.20%)、または8億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。取得期間は6月8日から8月31日まで。
また、同時に発表した23年3月期連結業績予想で、売上高172億円(前期比9.9%増)、営業利益31億8000万円(同15.2%増)、純利益20億円(同20.2%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を実質増配となる15円を予定していることも好材料視されている。
引き続きデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略策定、新規事業やサービス開発などのコンサルティングが順調に推移する見通し。4月に36人が入社するなど採用活動が順調に進捗していることも寄与する。
なお、22年3月期決算は、売上高156億5400万円(前の期比11.6%増)、営業利益27億5900万円(同57.9%増)、純利益16億6400万円(同37.5%増)だった。