キッズバイオは上場来安値更新、将来的なエクイティファイナンスを警戒

材料
2022年5月16日 15時05分

キッズウェル・バイオ<4584>は前週末13日のストップ安に続き、きょうも制限値幅下限となる前営業日比80円安の278円まで売られ、2012年12月以来およそ9年5カ月ぶりに上場来安値を更新した。前週12日に発表した決算補足説明資料のなかで昨年策定した中期経営計画の修正を明らかにし、SHED(細胞治療)事業への先行投資を積極化させる方針を示した。この投資に向けた必要資金を100億円以上とし、エクイティファイナンスによる調達を基本とするとしていることから、将来的な株主価値の希薄化への警戒感が高まっているようだ。

同時に発表した23年3月期単独業績予想は、売上高29億円(前期連結15億6900万円)、営業損益9億8000万円の赤字(同9億1900万円の赤字)の見通し。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.