アサヒが大幅3日続落、原材料費増で第1四半期は営業利益83%減
アサヒグループホールディングス<2502>が大幅安で3日続落している。16日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高4968億6300万円(前年同期比8.8%増)、営業利益90億4400万円(同82.7%減)、純利益43億4600万円(同86.9%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
日本や欧州でビールなどの販売が回復し売上高は増収となったものの、原材料費が増加したことに加えて、前年同期に固定資産の売却益を計上した反動や国内の生産・物流拠点の再編に伴い減損損失を計上したことなども響いた。
なお、22年12月期通期業績予想は、売上高2兆4500億円(前期比9.6%増)、営業利益2175億円(同2.6%増)、純利益1465億円(同4.6%減)の従来見通しを据え置いている。