広済堂HDが急伸、23年3月期は営業増益で5期ぶり復配を予定
広済堂ホールディングス<7868>が急伸している。16日の取引終了後に発表した23年3月期連結業績予想で、売上高378億円(前期比6.9%増)、営業利益38億円(同1.9%増)と営業増益を見込み、年間配当を5期ぶり復配となる15円50銭を予定していることが好感されている。
官公庁・自治体のニーズ堅調を受けてBPO事業の増加幅が拡大するほか、人材事業の回復基調が継続する見通し。葬祭事業の火葬料金改定も奏功する。なお、前期のような税負担軽減を見込まないため、純利益は29億5000万円(同19.0%減)と減益を見込む。
同時に発表した22年3月期決算は、売上高353億6100万円(前の期比12.3%増)、営業利益37億2900万円(同84.8%増)、純利益36億4300万円(同4.3倍)だった。