テスHDが大幅安で3日ぶり反落、22年6月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
テスホールディングス<5074>は大幅安で3日ぶりに反落。16日の取引終了後、22年6月期連結業績予想について、売上高を297億9000万円から345億円(前期比0.7%増)へ、営業利益を49億500万円から50億円(同13.7%増)へ、純利益を24億9700万円から25億円(同25.6%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。
エンジニアリング事業において、工事進捗の順調推移や業績に織り込んでいない案件を受注し工事を開始したことが要因としている。また、エネルギーサプライ事業で、太陽光発電所が順調に稼働していることや、電気の小売供給で燃料調整費の上昇分を販売価格に反映したことも寄与する。同時に発表した第3四半期累計(21年7月~22年3月)決算は、売上高267億800万円(前年同期比3.7%増)、営業利益48億2500万円(同55.2%増)、純利益27億9600万円(同72.2%増)だった。