東京株式(前引け)=大幅反落、米株急落嫌気しアジア株安も下げを助長

市況
2022年5月19日 11時48分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比672円80銭安の2万6238円40銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億3508万株、売買代金概算は1兆5631億円。値上がり銘柄数は199、対して値下がり銘柄数は1594、変わらずは44銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、リスクオフ一色の展開となり、日経平均は一時700円を超える下げで2万6000円近辺まで急落した。前日の米国株市場でNYダウが今年最大の下げ幅で年初来安値を更新したほか、ナスダック総合株価指数がそれに輪をかけた急落となったことで、市場のセンチメントが大幅に悪化している。米経済減速に対する警戒感が相場の重荷となっている。きょうは、香港株市場をはじめアジア株市場も軒並み大きく値を下げており、これも買い手控えムードを助長した。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連も安い。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>なども売られた。キーエンス<6861>が下落、信越化学工業<4063>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。ビジョン<9416>が大幅安、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>の下げも目立った。半面、三菱重工業<7011>やIHI<7013>がしっかり、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も買いが優勢だった。東洋建設<1890>が値上がり率トップに買われ、イオンファンタジー<4343>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.