キリンＨＤが反発、１０月１日納品分からビール類などを値上げへ
キリンホールディングス<2503>が反発している。この日、１０月１日納品分からビール類やＲＴＤ（栓やプルタブを開けてそのまま飲めるアルコール飲料）、その他樽詰商品、ノンアルコール飲料、輸入洋酒の一部商品を値上げすると発表しており、これが好感されている。
対象となるのはビール類の「キリン一番搾り生ビール」「淡麗グリーンラベル」「本麒麟」やＲＴＤの「氷結」など。大麦、コーン、アルコールなどの原材料価格をはじめ、アルミ、段ボールなどの資材価格、製造にかかるエネルギー価格や物流費などあらゆるコストが上昇しており、企業努力だけで各種コストの上昇分を吸収することは困難であると判断したという。
