明日注目すべき【好決算】銘柄 アインHD、日本駐車場、トミタ電機 (3日大引け後 発表分)
3日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
アインHD <9627> [東証P] ★今期経常は28%増で5期ぶり最高益、5円増配へ
◆22年4月期の連結経常利益は前の期比26.8%増の160億円で着地。続く23年4月期も前期比27.8%増の205億円に伸び、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は5月に買収したファーマシィホールディングスの業績上積みなどが寄与し、14.8%の増収を見込む。
併せて、今期の年間配当は前期比5円増の60円に増配する方針とした。
日本駐車場 <2353> [東証P] ★8-4月期(3Q累計)経常が33%増益、自社株買いも発表
◆22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の連結経常利益は前年同期比33.0%増の37.3億円に拡大して着地。時間貸し物件の収益改善や前期からの新規物件受託の利益寄与で、駐車場事業の収益が伸びたほか、テーマパーク事業とスキー場事業で来場者数が増加したことも大幅増益につながった。
併せて、発行済み株式数の1.24%にあたる400万株または5億円を上限に自社株買いを実施すると発表。
トミタ電機 <6898> [東証S] ★2-4月期(1Q)経常は10倍増益・対通期進捗率76%
◆23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比10倍の1億円に急拡大して着地。中国の情報通信関連向けや国内の半導体製造装置関連、産業機器向けに電子部品の受注が伸び、45.9%の大幅増収を達成したことが寄与。
第1四半期実績だけで、通期計画の1億3200万円に対する進捗率が75.8%に達しており、業績上振れが期待される。
株探ニュース