前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■IRジャパン <6035> 3,570円 (-700円、-16.4%) ストップ安
東証プライムの下落率トップ。アイ・アールジャパンホールディングス <6035> [東証P]がストップ安。今朝の日本経済新聞電子版で「元役員が、同社の未公表情報に基づいて知人が発注した不正な同社株の取引に関与した疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は6日までに元役員の関係先を金融商品取引法違反容疑で強制調査した」と報じられており、これが売り材料視されたようだ。これに対して会社側は、「一部報道のとおり当社にて強制調査が行われたのは事実」と報道を認め、「当社の元役員が嫌疑の対象となっているものと理解している」と発表している。
■ファーマF <2929> 1,369円 (-114円、-7.7%)
東証プライムの下落率3位。ファーマフーズ <2929> [東証P]が3日続急落。前週末3日の取引終了後、22年7月期の連結業績予想について、営業利益を57億7300万円から300万円(前期比99.9%減)へ、最終損益を40億2100万円の黒字から15億円の赤字(前期38億4100万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気された。売上高は606億3100万円から609億円(前期比30.3%増)へ上方修正したものの、広告宣伝の下期偏重と増額実行が損益を悪化させるという。特に、下期に入り機能性表示食品「シボラナイトGOLD」の受注が急増したことから、第4四半期に50億円程度の広告宣伝投資を行う予定であるとしている。同時に発表した第3四半期累計(21年8月~22年4月)決算は、売上高440億5000万円(前年同期比30.5%増)、営業利益9億3100万円(同64.6%減)、最終損益2億8400万円の赤字(前年同期15億5300万円の黒字)だった。
■ハイレックス <7279> 1,149円 (-32円、-2.7%)
ハイレックスコーポレーション <7279> [東証S]が反落。前週末3日の取引終了後、22年10月期の連結業績予想について、営業利益を76億円から17億円(前期比2.5倍)へ、最終利益を44億円から7億円(同85.7%減)へ下方修正したことが嫌気された。円安による邦貨換算額の増加の影響などで売上高は2446億円から2484億円(同14.1%増)へ上方修正した。ただ、半導体供給不足による各国自動車メーカーの減産が想定よりも増加していることや、顧客への販売が予想水準を下回って推移している影響があるほか、資源・素材の高騰で材料コストが上昇したことや世界的な輸送コストの高止まり、米国を中心に雇用逼迫の影響から人件費が上昇したことなどが損益を悪化させた。なお、同時に発表した第2四半期累計(21年11月-22年4月)決算は、売上高1208億6600万円(前年同期比4.7%増)、営業損益4億1600万円の赤字(前年同期34億9400万円の黒字)、最終損益7億4300万円の赤字(同60億400万円の黒字)だった。
※6日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース