東京株式(前引け)=続伸、2万8000円台を回復

市況
2022年6月7日 11時47分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比115円26銭高の2万8031円15銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億8690万株、売買代金概算は1兆3025億円。値上がり銘柄数は1288、対して値下がり銘柄数は473、変わらずは76銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク選好の流れが続き、日経平均株価は続伸しフシ目の2万8000円台を回復した。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数が反発したものの上げは小幅にとどまったことで、東京市場も朝方は上値の重い展開だったが、前場中盤から上値指向を強めた。為替が急速に円安に振れていることが、自動車株を中心に株価の押し上げ材料となっている。また、防衛関連株の物色人気が目立っている。前引け時点でプライム市場全体の7割にあたる銘柄が上昇している。

個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかりした動き。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、三菱重工業<7011>などが買いを集め、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。三菱商事<8058>など商社株にも物色の矛先が向いている。豊和工業<6203>、カーリットホールディングス<4275>が急騰、芝浦メカトロニクス<6590>、東京計器<7721>も値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連が軟調、メルカリ<4385>も売られている。Sansan<4443>は値下がり率トップとなった。マネーフォワード<3994>、ラクス<3923>、アステリア<3853>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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