フジコーポは反落、上期営業利益は予想上振れ着地も材料出尽くし感

材料
2022年6月7日 12時47分

フジ・コーポレーション<7605>が反落している。6日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年11月~22年4月)単独決算は、売上高248億2700万円、営業利益36億3400万円、純利益25億8300万円となり、会計基準変更のため前年同期との比較はないものの、従来予想の営業利益28億3700万円を上回って着地したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

上期業績は全国的な多雪によるスタッドレスタイヤの需要増加に対し、前期に行った受注から出荷までの効率化を目的とした一連のシステム改修が功を奏して冬季商戦が好調だったことに加えて、各タイヤメーカーの一斉値上げによる値上げ前特需効果が寄与した。なお、営業利益の通期計画に対する進捗率は91%だった。

同時に発表した22年10月期通期業績予想は、売上高400億円、営業利益40億円、純利益30億円の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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