ナノキャリア反発、「VB-111」開発動向への期待高まる
ナノキャリア<4571>が反発。きょう午後0時40分ごろ、開発を進めている遺伝子治療用製品「VB-111」について、導入元であるイスラエルのヴァスキュラー・バイオジェニックス<VBLT>(VBL社)が今後のスケジュールを更新したと発表。なかで、トップラインデータの読み出しを7~9月期に行う予定としており、これを受けて開発動向に対する期待が高まっているようだ。
このトップラインデータでポジティブな結果が得られた場合、VBL社は23年上半期に米国食品医薬品局(FDA)に生物製剤承認申請を行う予定にあるという。会社側では、FDAの動向を見極めながら、国内における製造販売承認申請までの加速化に取り組むとしている。