10万円以下で買える、連続増益&低PBR 21社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では790銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが0.8倍以下――――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは10日現在)
10日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<1514> 住石HD 19600 1.9 2400 2 0.70
<6319> シンニッタン 22600 16.3 800 2 0.36
<7908> KIMOTO 23100 28.8 1050 3 0.58
<8844> コスモスイニ 45300 22.6 3200 2 0.43
<6023> ダイハツデ 47700 7.7 2700 2 0.35
<8508> Jトラスト 50700 18.7 7000 2 0.58
<6994> 指月電 51800 10.0 1500 2 0.70
<9845> パーカー 53300 14.2 3500 2 0.40
<8118> キング 54000 4.7 760 2 0.42
<7315> IJTT 54800 17.7 5000 2 0.33
<1914> 日基技 60400 3.8 1000 2 0.60
<7871> フクビ 62400 0.9 1640 2 0.39
<2009> 鳥越粉 64600 5.4 1260 2 0.48
<1960> サンテック 65100 43.7 700 2 0.35
<9233> アジア航 78600 0.7 2580 4 0.75
<3447> 信和 78700 2.8 2120 2 0.72
<3951> 朝日印刷 82400 1.1 2550 3 0.57
<6357> 三精テクノロ 90400 6.4 2000 2 0.51
<7539> アイナボHD 93600 11.3 2360 2 0.47
<9686> 東洋テク 94300 0.6 900 2 0.47
<6677> エスケーエレ 99000 38.6 1900 2 0.41
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース