10万円以下で買える、連続増益&低PBR 21社【スタンダード】編 <割安株特集>

特集
2022年6月12日 16時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証スタンダード上場企業では790銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。

下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが0.8倍以下――――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは10日現在)

10日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

最低投資  ┌経常利益┐   増益    

コード 銘柄        金額 増益率  今期 連続期数  PBR

<1514> 住石HD     19600   1.9  2400    2  0.70

<6319> シンニッタン   22600  16.3   800    2  0.36

<7908> KIMOTO   23100  28.8  1050    3  0.58

<8844> コスモスイニ   45300  22.6  3200    2  0.43

<6023> ダイハツデ    47700   7.7  2700    2  0.35

<8508> Jトラスト    50700  18.7  7000    2  0.58

<6994> 指月電      51800  10.0  1500    2  0.70

<9845> パーカー     53300  14.2  3500    2  0.40

<8118> キング      54000   4.7   760    2  0.42

<7315> IJTT     54800  17.7  5000    2  0.33

<1914> 日基技      60400   3.8  1000    2  0.60

<7871> フクビ      62400   0.9  1640    2  0.39

<2009> 鳥越粉      64600   5.4  1260    2  0.48

<1960> サンテック    65100  43.7   700    2  0.35

<9233> アジア航     78600   0.7  2580    4  0.75

<3447> 信和       78700   2.8  2120    2  0.72

<3951> 朝日印刷     82400   1.1  2550    3  0.57

<6357> 三精テクノロ   90400   6.4  2000    2  0.51

<7539> アイナボHD   93600  11.3  2360    2  0.47

<9686> 東洋テク     94300   0.6   900    2  0.47

<6677> エスケーエレ   99000  38.6  1900    2  0.41

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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