東京株式(前引け)=大幅続落、リスク回避ムードが加速

市況
2022年6月20日 11時46分

20日前引けの日経平均株価は前営業日比428円32銭安の2万5534円68銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は6億1328万株、売買代金概算は1兆3926億円。値上がり銘柄数は233、対して値下がり銘柄数は1563、変わらずは42銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でハイテク株中心に買い戻しが入りナスダック総合株価指数が切り返しに転じたことを受け、朝方は買い優勢でスタートした。しかし、買い一巡後は戻り売りが顕在化し下値模索の動きに変わった。原油価格や、ビットコイン価格が暴落していることで、株式に対しても投資家の警戒感が強まっている。外国為替市場では1ドル=135円台半ばまで急速に円安が進んだ後、足もとでは134円台後半まで円高方向に押し戻されるなど乱高下、これも買いを手控えさせる背景となった。きょうはアジア株も全般売られる展開で日経平均の下げを助長、リスク回避ムードが加速し、前引け時点で400円を超える下落となった。プライム市場全体の85%の銘柄が下落している。

個別では東京エレクトロン<8035>が3000円を超える大幅安となったほか、レーザーテック<6920>も売られた。信越化学工業<4063>や三井ハイテック<6966>、アドバンテスト<6857>など半導体関連への売り圧力が際立っている。三菱重工業<7011>や日本郵船<9101>なども安く、INPEX<1605>も急落した。半面、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢。新光商事<8141>が値を飛ばし、ロードスターキャピタル<3482>、リンクアンドモチベーション<2170>なども上値指向に。

出所:MINKABU PRESS

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