21日の株式相場見通し=反発、欧州株全面高受け2万6000円台回復が視野に

市況
2022年6月21日 8時00分

21日の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く買い優勢となり、日経平均株価は3日ぶり反発となる可能性が高い。前日の米国株市場はジューンティーンス(奴隷解放記念日)の振替休日のため休場となったが、欧州株市場では主要株価指数がほぼ全面高に買われる展開となった。前週の大幅下落の反動もあってドイツではDAXが1%を超える上昇をみせたほか、英国のFTSE100は1.5%高に買われるなど上値指向が強く、きょうの東京市場もこれに追随し自律反発局面に向かう展開が想定される。日経平均は直近2営業日で660円近く下落し2万6000円台を下回った水準で推移しているが、きょうは3日ぶりに大台回復となる可能性も高そうだ。外国為替市場で1ドル=135円台近辺の推移とドル高・円安でもみ合っていることは、輸出セクター中心にポジティブ材料として意識される。また、取引時間中は米株価指数先物の動きに左右される公算が大きい。

日程面では、きょうは5年物国債の入札、5月の食品スーパー売上高など。海外では豪中銀理事会の議事要旨の開示(6月開催分)、5月の米中古住宅販売件数など。

出所:MINKABU PRESS

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