東京株式(前引け)=急反発、欧州株高好感し米株先物上昇も株高誘導

市況
2022年6月21日 11時46分

21日前引けの日経平均株価は前営業日比453円93銭高の2万6225円15銭と急反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億2060万株、売買代金概算は1兆2413億円。値上がり銘柄数は1663、対して値下がり銘柄数は140、変わらずは33銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、これまでの下げの反動もあって急速なリバウンドに転じた。前日の米国株市場は休場だったものの、欧州株が全面高に買われたことで、空売りの買い戻しを誘発し、日経平均は寄り後も次第高の展開をみせた。外国為替市場で1ドル=135円台に入る円安を背景にハイテクなど主力輸出株が上昇したほか、米株価指数先物が大きく買い優勢に傾いていることも市場のセンチメント改善につながっている。前引け時点でプライム市場全体の9割の銘柄が上昇している。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体主力株が揃って急反発に転じたほか、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運も高い。三菱重工業<7011>も買いが優勢。レノバ<9519>が急騰、三井松島ホールディングス<1518>も値を飛ばした。半面、花王<4452>が冴えず、しまむら<8227>も売られた。大豊建設<1822>が大幅安、東邦ガス<9533>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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