米景気後退懸念は短期的に行き過ぎとの指摘も=米国株

市況
2022年6月29日 3時08分

NY株式28日(NY時間13:55)

ダウ平均   31145.79(-292.47 -0.93%)

ナスダック   11263.21(-261.34 -2.27%)

CME日経平均先物 26910(大証終比:-160 -0.60%)

NY時間の午後に入ってダウ平均は序盤の大幅高から一転下げに転じ、331ドル安まで下げ幅を広げる場面も見られた。インフレやリセッション(景気後退)への懸念が根強い中、きょうの米株式市場はIT・ハイテク株中心に戻り売りが強まっている。

米大手銀のエコノミストは前日に発表された5月の耐久財受注の結果を受けて、4-6月期の米企業の設備投資は増加している可能性が示唆されており、短期的な景気後退への懸念は行き過ぎている可能性があると指摘している。

しかし、耐久財受注は製造業景気指数に従う傾向もあり、S&Pグローバルが発表している6月の速報値は製造業の新規受注が前月比で減少したことが示されていた。1日金曜日は6月のISM製造業景気指数の発表が予定されているが、それによって米製造業の設備投資の動向がさらに明らかになるだろうと述べた。

現時点で6月のISM製造業景気指数は前回の56.1から54.5と約2年ぶりの水準への低下が見込まれている。

ISM製造業景気指数(5月)1日23:00

予想 54.5 前回 56.1

アップル<AAPL> 138.87(-2.79 -1.97%)

マイクロソフト<MSFT> 259.01(-5.88 -2.22%)

アマゾン<AMZN> 108.12(-5.10 -4.51%)

アルファベットC<GOOG> 2260.01(-72.44 -3.11%)

テスラ<TSLA> 704.00(-30.76 -4.19%)

メタ・プラットフォームズ<META> 163.10(-6.39 -3.77%)

AMD<AMD> 81.07(-5.09 -5.91%)

エヌビディア<NVDA> 161.18(-7.52 -4.45%)

ツイッター<TWTR> 38.75(-0.45 -1.14%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.