話題株ピックアップ【夕刊】(3):AMI、enish、バンクオブイ

注目
2022年6月29日 15時19分

■アドバンスト・メディア <3773>  773円  +100 円 (+14.9%) ストップ高   本日終値

アドバンスト・メディア<3773>がストップ高。100円高はストップ高となる773円に張りついている。28日の取引終了後、上限を300万株(発行済み株数の16.31%)、または30億円とする自己株取得を実施すると発表しており、これを好感した買いが膨らんだようだ。取得方法は、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けと、自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買い付け。50万株(発行済み株数の2.72%)を上限に30日朝のToSTNeT-3で買い付け後、8月8日から来年6月29日までの日程で市場買い付けを行う。

■enish <3667>  402円  +35 円 (+9.5%)  本日終値

enish<3667>が急騰し年初来高値を更新。同社は28日、アニメ「五等分の花嫁」初となるゲームアプリ「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。」で、新イベントを7月1日から10日まで開催すると発表しており、これを好感した買いが入った。新イベント「五つ子ちゃんとサマービキニ ~夏だ!海だ!サメ映画だ!!~」は、五つ子と一緒にパズルをクリアしながら、「エンジョイサマービキニ」をテーマにしたオリジナルストーリーをフルボイスで楽しめるというもの。イベントの特典として、イラストのオリジナルクオカードを抽選でプレゼントするとしている。

■バンクオブイ <4393>  3,405円  +260 円 (+8.3%)  本日終値

バンク・オブ・イノベーション<4393>が後場一段高。午前11時30分ごろ、事前登録受付中の新作大型RPG「メメントモリ」の事前登録数が合計で50万人を突破したと発表しており、これが好感された。「メメントモリ」は、同社にとって約5年ぶりのリリースとなるタイトルで、過酷な過去や運命を背負う少女たちによるRPG。その世界観をキャラクターごとに歌唱で表現した「ラメント」にはDaoko、平原綾香など多数の本格派アーティストや声優が参加しているほか、石川由依、伊藤美来、上坂すみれ、小倉唯、鬼頭明里、花澤香菜などの実力派声優によるボイスで、キャラクターたちの世界観を存分に体感することができるという。

■ホーブ <1382>  1,012円  +44 円 (+4.6%)  本日終値

ホーブ<1382>が4日続伸。日本経済新聞電子版が午前11時ごろ、「業務用イチゴ大手のホーブが事業の再構築を進めている」と報じており、これが好材料視されたようだ。記事によると、営業面で地元北海道や首都圏などに経営資源を集めるほか、自社開発した大粒の夏イチゴ「夏瑞(なつみずき)」の種苗販売や温暖な地域に向いた品種の開発など、付加価値の高い事業に舵を切るとしている。

■バーチャレク <6193>  1,249円  +44 円 (+3.7%)  本日終値

バーチャレクス・ホールディングス<6193>は5連騰。28日の取引終了後、子会社のバーチャレクス・コンサルティングがCRMソフトウエア「inspirX(インスピーリ)」を、LIXIL<5938>に導入したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。インスピーリは、企業と顧客の関係構築のために役立つ、電話、メール、ウエブ、Faxなどマルチチャネル対応型の顧客対応業務支援(CRM)ソフトウエア。LIXILでは、バーチャレクのコールセンターやCRM領域に関する専門性などに着目し、インスピーリを採用したという。

■パレモ・HD <2778>  179円  +6 円 (+3.5%)  本日終値

パレモ・ホールディングス<2778>は続急伸し年初来高値を更新。28日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高46億6100万円(前年同期比11.0%増)、営業利益1億7200万円(前年同期2億4600万円の赤字)、最終利益1億5300万円(同2億9600万円の赤字)と黒字転換し、営業利益の上期計画に対する進捗率が69%に達したことが好感された。3月下旬にまん延防止等重点措置が全面的に解除されたことを受けて、既存店売上高が前年同期比13.3%増となったことが業績を牽引した。アパレル事業では、4月に入り気温が上昇に転じたことで初夏シーズン商品の需要が高まった一方、雑貨事業では300円均一雑貨ショップの「illusie300」における新規出店やアパレルからの業態変更を行ったことが寄与した。なお、23年2月期通期業績予想は、売上高177億円(前期比1.2%減)、営業利益3億5000万円(前期7億900万円の赤字)、最終利益3億3000万円(同13億9300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。同時に、株主優待制度を一時休止すると発表した。将来の成長投資に耐え得る財務状況へと改善することが現時点での最優先課題であると判断したとしている。

■フレアス <7062>  815円  +25 円 (+3.2%)  本日終値

フレアス<7062>は続伸。28日の取引終了後、新たにホスピス事業を開始すると発表しており、これが好材料視された。同社では、「在宅マッサージサービス企業ではなく、在宅領域を総合的に支援する企業」を目指しており、あらゆる症状に対しサービス提供できるようにすることが目的。終末期を最期までその人らしく過ごせるよう、痛みや心のケアを目的とした緩和ケアを行うとしている。事業開始は24年3月期を予定。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。

■エックスネット <4762>  1,025円  +30 円 (+3.0%)  本日終値

エックスネット<4762>が3日続伸。28日の取引終了後、中期経営計画の期間(22年4月1日~26年3月31日)にあわせて株主優待制度を新設すると発表したことが好感された。毎年9月末及び3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、一律でクオカード500円分を贈呈する。

■ネクスグループ <6634>  177円  +5 円 (+2.9%)  本日終値

ネクスグループ<6634>がしっかり。28日の取引終了後、保有する投資有価証券を売却したことに伴い、22年11月期第3四半期に投資有価証券売却益9900万円を特別利益として計上すると発表しており、これが好材料視されたようだ。

■ソレイジア・ファーマ <4597>  86円  +2 円 (+2.4%)  本日終値

ソレイジア・ファーマ<4597>が反発。28日の取引終了後、日本化薬<4272>との資本・業務提携を発表。自社製品のパートナーである日化薬との間で資本関係も含めて連携を図ることで、より強固な関係構築や製品展開につなげていきたい考え。日化薬はソレイジアが実施する第三者割当増資を引き受け、ソレイジア株の7.77%を握る大株主となる見通し。

●ストップ高銘柄

坪田ラボ <4890>  888円  +150 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値

RJ <9522>  891円  +150 円 (+20.2%) ストップ高   本日終値

免疫生物研究所 <4570>  486円  +80 円 (+19.7%) ストップ高   本日終値

コーアツ工業 <1743>  4,400円  +700 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値

コムシード <3739>  726円  +100 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値

など、6銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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