<注目銘柄>=エフオン、省エネ関連の出遅れ株として関心

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2022年7月1日 10時00分

エフオン<9514>は、省エネ支援サービスとバイオマス発電を手掛ける。両事業とも脱炭素の流れが追い風となっており、同社に対する中長期的な成長期待は高い。足もと、マーケットでは電力需給逼迫を背景に省エネ関連株に物色が向いており、目先は同関連の出遅れ株として関心を集めることになりそうだ。

直近の第3四半期累計実績は、売上高は小幅ながらも増収を確保した一方、営業利益は前年同期比50%減と大幅減益で着地。省エネ支援サービスのプロジェクト数減少や発電燃料である木材の価格高騰による影響を受けた。22年6月期通期では2.7%増収、営業36.2%減益を見込んでいる。

業績面では冴えないものの、株価は今年に入って500~600円近辺での値動きを保っており、大きく売り込まれる流れとはなっていない。22年6月期の業績悪は織り込みが進み、マーケットの視線は既に今23年6月期を見据えているようだ。市場では、今期に売上高165億円(22年6月期予想比22%増)、営業利益24億5000万円(同48%増)を予想する見方もある。(イ)

出所:MINKABU PRESS

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