本日注目すべき【好決算】銘柄 コックス、わらべ日洋、フジ (6日大引け後 発表分)

注目
2022年7月7日 7時01分

6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

コックス <9876> [東証S]  ★3-5月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を大幅超過

◆23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は3億0800万円の黒字(前年同期は3億2500万円の赤字)に浮上して着地。著名タレントとのタイアップ商品などが販売好調で、既存店売上高が前年同期比37.2%増と大きく伸びたことが寄与。固定費削減や不採算店舗の閉店で販管費が減少したことも利益改善につながった。

通期計画の4000万円をすでに大きく上回っており、業績上振れが期待される。

サーラ <2734> [東証P]  ★上期経常は一転1%増益で上振れ着地、配当2円増額

◆22年11月期上期(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比1.3%増の70.3億円となり、従来の17.9%減益予想から一転して増益で着地。都市ガスの販売量増加や原料費調整制度に基づく価格引き上げで、エネルギー&ソリューションズ事業の収益が伸びたことが寄与。ハウジング事業の利益拡大に加え、為替予約に係るデリバティブ評価益が増加したことも増益に貢献した。

併せて、設立20周年記念配当2円を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の23円→25円(前期は23円)に増額修正した。

わらべ日洋 <2918> [東証P]  ★3-5月期(1Q)経常は16%増益で着地

◆23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比16.3%増の16.5億円に伸びて着地。主力の食品関連事業でコロナ禍からの売上回復が進んだうえ、商品企画の見直しなどが奏功したことが寄与。原材料価格やエネルギー価格上昇の影響を受けたものの、増収効果や採算改善で補った。

上期計画の27.5億円に対する進捗率は60.3%に達しており、業績上振れが期待される。

フジ <8278> [東証P]  ★3-5月期(1Q)経常は38%増益で着地

◆23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比37.8%増の31.4億円に拡大して着地。3月に経営統合したマックスバリュ西日本の業績上積みが収益を押し上げた。

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