セブン&アイが続伸、海外コンビニ事業想定上回り23年2月期業績予想を上方修正
セブン&アイ・ホールディングス<3382>が続伸している。7日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を9兆6530億円から10兆4130億円(前期比19.0%増)へ、営業利益を4300億円から4450億円(同14.8%増)へ、純利益を2400億円から2470億円(同17.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
21年5月に買収した米スピードウェイ社とのシナジーが出た海外コンビニエンスストア事業が想定を上回って推移しているという。また、想定為替レートを1ドル=114円から127円へ、1元=16円から19円へ見直したことも寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高2兆4473億円(前年同期比57.3%増)、営業利益1023億6700万円(同32.1%増)、純利益650億3900万円(同51.2%増)だった。