USEN-NEXT HOLDINGS---3Qは2ケタ増収、四半期ベースでの連結売上高と連結純利益は過去最高を更新

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2022年7月8日 10時57分

USEN-NEXT HOLDINGS<9418>は7日、2022年8月期第3四半期(21年9月-22年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.5%増の1,747.12億円、営業利益が同7.9%増の135.30億円、経常利益が同7.4%増の128.10億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.7%増の68.07億円となった。四半期ベースでの連結売上高と連結純利益は過去最高を更新した。

コンテンツ配信事業の売上高は前年同期比20.1%増の529.29億円、営業利益は同4.5%増の49.35億円となった。リオープニングによる巣ごもり需要減退の影響も大きく受けず、引き続き会員数は堅調に推移した。コンテンツは、「ONLY ON戦略」を展開し、独占配信作品の強化にも取り組んだ。

店舗サービス事業の売上高は前年同期比2.8%増の431.79億円、営業利益は同0.2%減の70.34億円となった。「USENまるっと店舗DX」で、フロント業務からバックオフィス業務までのあらゆるオペレーションのDX化をパッケージ化して提供、サービス導入およびアフターフォローも万全にサポートすることで業務効率化、省人化、非接触化を推進するなど、新たな視点による店舗経営を提案している。

通信事業の売上高は前年同期比5.4%増の389.55億円、営業利益は同26.0%増の43.19億円となった。中小規模事業者向けを中心とした通信回線、ネットワーク、セキュリティサービスの新規獲得活動が引き続き堅調に推移した。

業務用システム事業の売上高は前年同期比9.3%増の143.00億円、営業利益は同21.5%増の24.44億円となった。病院において、オンライン資格確認に対応した顔認証付カードリーダー「Sma-paマイナタッチ」の販売を行っている。

エネルギー事業の売上高は前年同期比39.6%増の282.55億円、営業利益は同19.6%増の3.66億円となった。燃料費調整額単価の高まりの影響もあり売上増加要因につながっている。

2022年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%増の2,200億円、営業利益が同8.9%増の170億円、経常利益が同8.3%増の160億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.7%増の85億円とする期初計画を据え置いている。収益認識に関する会計基準等を当第1四半期の期首から適用しており、業績予想の各数値は、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、増減率は適用前の前期の連結業績を基に計算している。

《ST》

提供:フィスコ

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