寿スピリッツは反発、「シュクレイ」好調で第1四半期売上高は66%増
寿スピリッツ<2222>は反発している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)の売上状況(概算)が前年同期比65.5%増の95億2900万円となったことが好感されている。
新規出店及び売り場提案などによる売り場の拡大を図ったほか、主力商品の強化、新商品及び限定商品の投入、大規模催事の推進などに努めたことが奏功した。セグメント別では、地方エリアを主な商圏としている「寿製菓・但馬寿」「販売子会社」などは遠方への旅行回復の遅れもあり売り上げの回復が鈍かったが、「シュクレイ」は人流の回復や新規出店効果で前年同期比90.5%増となり、コロナ前水準も上回った。