東電HDが後場急上昇、柏崎刈羽原発6、7号機のテロ対策施設が8月にも合格と報じられる
東京電力ホールディングス<9501>が後場に入り急上昇している。この日昼前の日本経済新聞電子版で、「原子力規制委員会は13日、東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所6、7号機に設置するテロ対策施設について、安全審査の事実上の合格証となる『審査書案』をとりまとめた」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、早ければ8月にも合格を正式決定するという。ただ、同原発では21年にIDカードの不正な利用などが相次いで判明したため、規制委が核燃料の移動を禁止した経緯があり、不正などの検査結果がまとまるまで再稼働の行方は見通せないともしている。