【↑】日経平均 大引け| 反発、前日の大幅安を受け値頃感からの買い優勢 (7月13日)

市況
2022年7月13日 16時15分

日経平均株価

始値  26403.79

高値  26543.07(10:09)

安値  26389.10(09:12)

大引け 26478.77(前日比 +142.11 、 +0.54% )

売買高  8億9356万株 (東証プライム概算)

売買代金 2兆0665億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

1.日経平均は142円高と反発、値頃感からの買いが流入

2.前日のNYダウは軟調推移で192ドル安と3日続落

3.今晩の米6月CPI発表を前に様子見姿勢が強まる

4.SBGやファストリ、東エレクなど値がさ株がしっかり

5.原油安を受けINPEXや石油資源、ENEOSは下落

■東京市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比192ドル高と3日続落した。米6月個人消費物価指数(CPI)の発表を控え、引けにかけ売りが優勢となった。

東京市場では、日経平均株価は反発。前日の大幅安を受け、値頃感からの買いが流入した。

前日のNYダウは、今晩発表の米6月消費者物価指数(CPI)を警戒する売りが膨らみ3日続落した。ただ、この日の日経平均は前日に475円安の大幅安となった反動もあり、自律反発を狙った買いが流入した。日経平均は前場に一時200円を超す上昇となる場面があった。ただ、米6月CPIの発表を前に様子見姿勢が強まり、後場は一進一退で方向感に欠ける展開となった。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>や東京エレクトロン<8035>、ファーストリテイリング<9983>といった値がさ株が高く、トヨタ自動車<7203>や日本郵船<9101>、リクルートホールディングス<6098>が値を上げた。東京電力ホールディングス<9501>や信越化学工業<4063>、HOYA<7741>もしっかり。坪田ラボ<4890>が商いを伴い上昇した。

半面、レーザーテック<6920>やソニーグループ<6758>が安く、東京海上ホールディングス<8766>やKDDI<9433>、武田薬品工業<4502>が値を下げた。原油価格の下落でINPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>が軟調。メルカリ<4385>やイーディーピー<7794>も安い。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約91円。

日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、東京海上 <8766>、花王 <4452>、コナミG <9766>、NTTデータ <9613>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約20円。

東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)空運業、(3)パルプ・紙、(4)サービス業、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)水産・農林業、(3)保険業、(4)建設業、(5)卸売業。

■個別材料株

△E・JHD <2153> [東証P]

23年5月期は増収増益で7円増配を見込む。

△パルHD <2726> [東証P]

23年2月期業績予想を上方修正。

△アクサスHD <3536> [東証S]

22年8月期営業益予想と配当計画を上方修正。

△ジーダット <3841> [東証S]

液晶・OLEDパネル向け新製品開発を発表。

△スキヤキ <3995> [東証G]

音声プラットフォーム事業を手掛けるVoicyと資本提携。

△竹内製作所 <6432> [東証P]

欧州販売想定上回り23年2月期業績予想を上方修正。

△セルム <7367> [東証S]

自社株買いの取得価額上限を引き上げ。

△三光合成 <7888> [東証P]

23年5月期は10%営業増益見通し。

△マイクロ波 <9227> [東証G]

マイクロ波加熱組み合わせた実証試験でリチウム鉱石の溶解に成功。

△東宝 <9602> [東証P]

3~5月期の利益の大幅伸長を好感。

▼WACUL <4173> [東証G]

人材関連費用の増加で第1四半期営業益61%減。

▼ERIHD <6083> [東証S]

23年5月期営業益13%減の見通し。

東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)パルHD <2726>、(2)エーアイテイ <9381>、(3)ジャムコ <7408>、(4)三協立山 <5932>、(5)竹内製作所 <6432>、(6)HEROZ <4382>、(7)E・JHD <2153>、(8)大黒天 <2791>、(9)三光合成 <7888>、(10)イオンファン <4343>

値下がり率上位10傑は(1)ジェイリース <7187>、(2)エコス <7520>、(3)大阪チタ <5726>、(4)日本通信 <9424>、(5)東和薬品 <4553>、(6)邦チタ <5727>、(7)C&R <4763>、(8)ウィズメタク <9260>、(9)Jマテリアル <6055>、(10)フルキャスト <4848>

【大引け】

日経平均は前日比142.11円(0.54%)高の2万6478.77円。TOPIXは前日比5.55(0.29%)高の1888.85。出来高は概算で8億9356万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1217、値下がり銘柄数は535となった。東証マザーズ指数は670.17円(0.11円高)。

[2022年7月13日]

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